日本人の平均寿命は、ここのところ毎年上がっていて、男子は79.19歳、女子は85.99歳。ざっと男は80歳、女は86歳まで生きる感じだ。男子はアイスランド(79.4歳)、香港(79.3歳)に次いで世界第3位の長寿、女子はなんと23年間世界一の座をキープ。日本は間違いなく世界に誇る長寿国だ。平均寿命は毎年発表されるが、この年齢を超えた方たちは、長寿を実感されるだろうし、若い人たちはこの年齢までは生きようと意気込む方がいらっしゃるかもしれない。
しかし、正確に言えば、その平均寿命の理解の仕方は間違っている。厚労省から発表される「平均寿命」は、0歳の人の「平均余命」だからだ。どういうことかというと、厚労省は、平均寿命を発表しているのではなく、各年齢の人が1年以内に死亡する確率やあと何年生きられるかという平均余命を発表していて、0歳のひとがあと何年生きるかという予測数字を「平均寿命」と呼んでいる。